Interview
社員はパート社員より偉いのではなく責任の重さが違うだけ
埼京DC 所長
H.Kさん
2005年4月入社
物流センターの所長として、運営管理全般を担当しています。具体的には、従業員の教育・管理、月次損益管理、お客様対応、派遣会社様や運送会社様などの協力会社様との連携、安全管理などを行っています。また、売上拡大のために新規顧客の獲得にも注力しています。特に人財育成については、会社の成長に欠かせない要素と考え、次世代の所長候補の育成に力を入れています。
Q1
Q2
どんな仕事にも共通することですが、人間関係やコミュニケーションを大切にしています。当社では、全従業員の約75%がパート社員であり、パート社員の活躍なしでは運営が成り立たないと考えています。社員教育でも常に伝えていることですが、『社員が偉いのではなく、仕事における責任の違いである』という考え方のもと、日々積極的に従業員とコミュニケーションを取るよう心がけています。
家族に感謝されたときにやりがいを感じます。具体的には些細なことですが、給与支給日に給与明細を家族へ手渡しした際の「お疲れ様でした。」の一言が、次の仕事のやる気を引き出してくれます。ただし、今年の2月より給与明細の電子化がされたことにより手渡しの機会は無くなってしまいましたが(笑)。
自分が成長を感じるのは、上司の指示の前に自ら考えて事前に準備・対応できたときです。うまくいったときは「少しは成長できたかな」と感じます。
Q3
Q4
コミュニケーションは非常に重要なスキルだと考えています。コンプライアンスを遵守し、ハラスメントが発生しないよう常に意識しています。社内でハラスメントに関する研修を受ける機会も多く、コミュニケーションをとる際には配慮を忘れず接しています。良い上司であることを意識していますが、必要な指導は適切に実施します。優しいだけの上司では管理職は務まりません。
入社以来、倉庫管理業務をメインにキャリアを重ねてまいりました。今後のキャリアアップを考えたときに、配送業務にも深く携わりたい気持ちがありますが、まずは倉庫管理業務をさらに極め、その成果として給与や評価が向上すればと思っています。また、部下の成長の手助けのため、「自分ならこうするのになぁ~」といった口を出したくなる気持ちを抑え、自分の仕事密度も上げて目標を達成していきたいです。
Q5
2024年問題という言葉が世間にある程度認知されるようになり、物流業界は今までに無いほど注目を集める業界となりました。この先も社会を支えるインフラとして社会に貢献できる、とてもやりがいのある仕事だと思います。私は学生の頃、勉強が得意な方ではありませんでしたが、コミュニケーション力が高ければ活躍できると思います。物流業界に少しでも興味をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひ一緒に働きましょう。
9:00
出社したらまずは、センター倉庫内をぐるりと1周します。センター倉庫内に異常が無いか、安全面に問題は無いか先ずは確認から1日が始まります。そのあとは事務所に戻って前日の出荷状況、配送状況の確認、もちろんメールのチェックも重要です。申し送り事項やトラブルや事故が起きていないか確認します。何かあれば対応状況の確認や上司への報告・書類の作成と仕事が増えてしまいます。
10:00
センターで働く従業員さん(社員さん・パートさん・ドライバーさん)の前日の勤務状況を確認します。残業が発生していないか、休憩はちゃんと取れているか毎日確認しているとセンターの異常やイレギュラーが判るようになります。もちろん、間違いがあれば修正を依頼します。従業員の勤怠を確認し承認するのも管理職としての重要な業務になります。
13:00
朝礼へ参加します。お昼ですが、センターとして出荷作業開始前の全員が集まることが出来る重要な時間にもなります。当日出荷データと各部署人員で作業終了時間を予測し人員配置の最適化を図り作業進捗を確認していきます。
その後、日次・月次での報告資料の作成や荷主様・各委託先様と商談や交渉、社員との打合せを行う時間となります。
17:00
当センターは夜間配送となるためドライバーが夕方以降順次出勤してきます。ドライバーの朝礼に参加し情報の共有やコミュニケーションの場としています。
18:00
社員とのデイリーミーティングを実施し、当日の出荷終了予定時間の確認や部署ごとの人員・配置を調整して、作業がスムーズに進むようにします。また、問題点があればその都度報告・共有します。
1日の終わりには、前日までのデイリー損益を確認し、今月の損益に遅れがないか、無駄なコストが発生していないかをチェックします。